刑事事件 [事例3]

運転中の不注意で被害者と接触⇒執行猶予処分

50代男性
罪名結果
自動車運転過失致死 執行猶予処分

背景

Aさんは車を運転中、被害者がさしていた傘に接触してしまい、その被害者は後ろに倒れ頭部を強打しました。被害者はそのまま病院に搬送され検査を受けましたが、特に問題なしということで一旦帰宅しました。しかし、帰宅後、被害者の容体が急変し亡くなりました。
それから数年間は特に何もなかったのですが、ある日突然、検察から「起訴する予定。刑事裁判になるので弁護士をつけておくように」と言われ、当事務所にご依頼いただきました。

対応

当初、男性が亡くなったことに対する因果関係を争うことも考えましたが、「被害者やその遺族とは争いたくない」というAさんの意向を尊重しました。
そこで、①Aさんの過失程度はそれほど重くないという点、②Aさん加入の保険会社と被害者遺族との間ですでに示談成立となっている点、などに関する資料を集め、それらを分かりやすくまとめて、裁判所に提出しました。
また、自身の行為を深く反省しているというAさんの姿勢がきちんと伝わるよう、被告人質問の内容をAさんとよく話し合いました。

結果

刑事裁判の結果、無事に執行猶予処分となり、Aさんは刑務所行きを免れました。

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